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【書評】がんー4,000年の歴史ー【とにかく読んで欲しい】

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今日投稿する予定だった記事ではなく、急遽書評として「がんー4,000年の歴史ー」を紹介します(初版はハードカバーで「病の皇帝がんに挑む」という名前で出版されており、ピューリッツァー賞を受賞しています)。

がんとは何か?それが知りたいなら、まずこの本を読んで頂きたい。

内容も物語風に平易な形となっていますので、医者でなくともスラスラと読めます。

著者はインド出身。アメリカで臨床医として仕事をしています。

がんを網羅的に理解出来る

この本は、人類が「がん」という病をいつ認知したのか?そして、この病にどのように対処してきたのか?という、がんとの歴史を俯瞰し、最新の治療法や予防検診の効果までを網羅的に紹介しています。

特に、「小児がん」の記述が凄い。

小児がんは現代ではそれなりの確率で寛解出来るまでに治療法が進歩しています。そして、その治療法が、それほど遠くない昔に、おぞましいほどの「人体実験」による治験から得られたものであることに、恐ろしさを禁じ得ません。

また、がん検診(特に乳がん)にどの程度の予防効果があるのか、それを客観的に記述しています。

がん検診のCTスキャンなどは、相当程度の被ばくリスクを内包しており、若い頃からのがん検診が必ずしも有用ではないことが紹介されています。

マスコミの二次情報には気をつけたい

マスコミでは、日々がんに係る情報を流しています。

その中には、眉をひそめたくなるような、扇状的な情報も多々あります。

そのような二次情報を鵜呑みにせず、冷静に対処したいものです。

まとめ

小林麻央さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

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