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退職金で車を買うな!!と言われたのに買ってしまったバブル世代の上司

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2016.12.19

現在私が勤めている会社は、2007年に私がそれまで勤めていた会社を吸収合併しております。
吸収合併される際には、従業員の身分保障を行うため、新しい会社でも現行の給与水準を確保することとしました。しかし、勤めていた会社は解散したため、2007年時点で積み立てていた退職金を各従業員に支払っております。

退職金の運用セミナー

会社を解散し、退職金を各従業員に支払うにあたって、その当時の社長が親切心から外部講師を呼んで、退職金の使い方について、セミナーを開いて下さいました。
その講師は某運用会社の社員でしたが、自社の商品を勧めるわけでもなく、中立的な立場でアドバイスをしていました。
特に印象的だったのは、「住宅ローンがあるのなら、退職金の一部をその返済に充ててください。残ったお金は将来の学資資金として、無リスク資産で運用してください。そして、間違っても車は買わないでください!!」という言葉でした。
その講師にしてみれば、本音は株や債券の投資信託を組み合わせた商品を購入してもらいたかったのだと思います。それは自分の営業成績だけではなく、善意からもそう言いたかったと思います。
さて、それを聞いた従業員はどうしたでしょうか?

バブル世代の取った行動

2007年当時、40歳だったバブル世代は全部で3人。3人とも専業主婦と子供と住宅ローンを抱えていました。退職金は手取りで600万円でした。結構な大金です。

※その当時私を含めて20代の若手社員は退職金が数十万円だったので、割愛します。
経理担当のAさん、総務担当のBさんは、外部講師の意見を参考に、住宅ローンの一部を繰り上げ返済し、残金は普通預金に預けていました。
事業担当のCさんは、400万円の車を一括現金払いで買い、残金は数年で遊興費などに消えていきました。そして、400万円の車も3年で飽きてしまい、買い替えています。

そして現在

あれから9年。3人はどうなったのでしょうか?
3人とも、現在の職場に勤めており、それなりの生活を送っています。
Aさん、Bさんは住宅ローンの残債がほとんどなくなりましたが、子供の大学の授業料でピーピー言いいつつも、貯めたお金で授業料を支払っています。
一方のCさんは、諸事情により(お金が無いとかではなく)1800万円の住宅ローンを抱えたまま、その住宅を1800万円で売りに出していますが、買い手が全くつかない状態です。また、子供の大学の学費を賄うことができないため、奨学金を借りています。奨学金の借入額は4年で約400万円。いくら低金利とはいえ、その借金を返すのはCさんの子供です。負債400万円を抱えて社会人をスタートすることになります。

600万円をS&P500で運用したら・・・

タラればの話しですが、その600万円を2007年4月1日に、S&P500に連動するIVVというETFへ投資していたらどうなっていたでしょうか?
その結果はつぎのとおりです。

  • 元本600万円
  • 実績1,170万円
  • トータル利回り95.10%

途中リーマンショックがあったものの、運用利益は570万円にもなっています。

まとめ

Cさんは、私に常日頃から「お金ばっかり貯めてどうするの?」と言っておりますが、しかし、そのCさん自身は事あるごとに「お金がない」と言っています。
そう、お金の呪縛に囚われているのはCさん自身なのです。

「宵越しの金は持たねぇ」とは江戸っ子の粋な精神ですが、このご時世、宵越しの金を持たないと、自分の子供までが負債を追う羽目になります。
別に資産運用などしなくとも、住宅ローンの繰り上げ返済をするだけで、金利2%分を資産運用したのと同じ結果が得られたんですが。
少なくとも自分の子供だけには、負債を負わせないぞ!と思わせるエピソードでした。
地味にコツコツと
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