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米国株でも20年停滞することはあります【1962年-1982年】

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以前にも、似た内容を記事にしましたが、大事なことなので、改めて。

最近、新興国市場不要論や債券不要論が飛び交っています。確かに米国株投資は過去の実績や市場の透明性から見ても、理に適うスタイルだと思います。

しかし、過去には米国株でも20年にも渡る長期停滞の時代があったことも事実です。

60年代から80年代の長期停滞

直近の例では、それが1960年始めから1980年始めまでの20年間です。

下のチャートは1962年1月から1982年1月の20年間分のダウ平均チャートです。

出典:macrotrends

1962年1月のダウ平均は700.00ドルでしたが、その20年後の1982年2月は871.10ドルでした。つまり、20年もの間、年率1.2%程度のリターンしか得られていないことになります。

インフレ率

長期停滞と言っても成長しているではないか!と言われそうですが、ここでその時代のインフレ率を見てましょう。

出典:tradingeconomics

1970年代には、ベトナム戦争による貨幣供給量の増大、ニクソンショック、オイルショックなどにより、今では考えられないような高インフレに悩まされています。
その当時の詳しい時代背景はアメリカ合衆国の歴史 (1964-1980)を参照して下さい。

インフレ調整後のチャート

以上の高インフレを加味した20年間分のダウ平均チャートを示したものが下図です。

出典:macrotrends

インフレ調整後では、1962年1月のダウ平均は5,665.50ドルですが、1982年2月は2,243.08ドルまで下落しています。

つまり年率マイナス4.52%の逆成長となっていたのです。

配当金の再投資

ただし、これらのダウ平均チャートには、配当金の再投資を含んでいません。

ジェレミー・シーゲル博士による、実質トータルリターン指数で言えば、配当金の再投資を考慮すると、この20年間でもぎりぎりプラス圏を保っています(詳しい数値は把握していませんので、悪しからず)。

まとめ

一言で20年と言っても、一人の人生における20年は大変長いです。その20年間、自分の信じる投資法が報われないとなると、ほとんどの人は途中で挫折します。

投資には、これがベスト!!と言えるものはありません。

自分の取れるリスクと現実的なリターンの最適解を弾き出して、よりベターな投資法を実践すべきであると思います。

そんなわけで私は

  • 個別株(NISA)は米国株
  • 確定拠出年金(iDeCo)は先進国株・新興国株
  • ジュニアNISAは先進国株・ダウインデックス・日本株・日本債券

で投資しているわけです。

何事も、過度の期待は禁物です。

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