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参照点の罠ーみんなも「絶対」にその罠に囚われているよー

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私事なんですが、現在自宅庭の整備を計画していまして、外構屋さんにプランニングを依頼しています。

で、ものの見事に参照点の罠にハマっています。

というわけで、今回は皆さんも絶対に参照点の罠からは逃れらないよ、という話しです。

参照点の罠とは?

そもそも参照点の罠とは何でしょうか?

これは、プロスペクト理論という小難しい理論の中核をなす概念です。

リンク先のウィキペディアを読んでも、いまいちピンと来ないと思います。

この理論を平易に紹介したのが、ファスト&スローという本なのですが、この本については、以前紹介しています。

突然ですが、2択問題です。 あなたは、昼下がりにパチンコ屋に来ました。パチスロを打とうとしていたところ、たまたま同じ機種が2台空いています...

具体例

私の自宅庭のプランニングを例に簡単に説明しましょう。

当初、私が外構費として予算化した金額は200万円でした。

当然外構屋にも、予算額は200万円であることを伝え、プランニングを依頼したのです。

その結果、出てきたプランニング案は大変素晴らしかったのですが、見積額が300万円に膨らんでいたのです。

当然「え!?」ってなりますよね?

ところがどっこい。300万円をかければ、素晴らしい庭となるのは明白。

この時点で、私の頭では「どこの部分を削って、妥協点を探ろうか」という考えに支配されています。

恐らく私は250万円前後で契約することになります。

つまり、当初の基準値200万円があっという間に300万円に変わっていたのです。

多分これについては、皆さんも自動車や不動産の購入で経験がありますよね?

参照点を大雑把に説明するとこんな感じです。

株式投資で考えてみよう

これを株式投資で考えてみましょう。

ここでは、私が今一番欲しい銘柄である【MKC】マコーミックを例に挙げます。

下の表はMKCの配当利回り推移表です。

貴方は、黒い矢印の時期に目星をつけたとします。

その時点では配当利回りが約2.5%。リーマンショック時には3.0%を超えていたので、「配当利回りがもうちょっと上がったら購入しよう」と思っています。

ところが、その後株価は上昇し続けてしまい、購入のタイミングを失ってしまいました。現在の配当利回りは1.8%前後となっています。

当初の考えからすると、とても買えるバリュエーションではないですよね?

でも、これが仮に2.0%を超えたらどうですか?

貴方は絶対に2.0%で購入しちゃいます。

アレレ・・・必死に銘柄分析して貴方が決めた適正値は3.0%だったんですよね?それを2.0%で購入するなんて、どう考えても高値掴みです。

でもね、貴方の基準値は1.8%に下がっているからどうしようもないのです。

私なら小躍りしながらポチっと購入しちゃいます。即決です。間違いないです。

買える時に買え

この感情をコントロールすることは、ほとんど不可能だと思います。

「3.0%を超えるまで買わない!!」ってメモ書きしても無駄です。

そんな芸当が出来るのは、精神的にちょっとアレだと言われた、バフェット爺さんぐらいなもんです。

普通の人間には、我慢なんか出来ません。

だから、「株は買える時に買え」って言われるんだと思います。

適正なバリュエーションを自分の中で決めても、その通りに買えることなんて中々ありません。

そんなことを気にするよりも、機会損失を避けた方がよほど合理的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

参照点の罠と機会損失を天秤にかけたら、自分では高値掴みをしてしまったなぁ~、なんて銘柄も、意外と合理的なタイミングで買っているかもしれませんよ。

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