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確定拠出年金(個人型)の金融商品は何を選べばよいのか

前回の記事では、401K(個人型)の運営管理機関選びをお話しましたが、今回はより具体的に401K(個人型)の金融商品は何を選べばよいのか考えてみたいと思います。

確定拠出年金は超長期投資である

金融商品のお話しの前に、前提として401Kは超長期に渡る投資だという認識が必要だと思います。
ここでは、20代から40代前半までの20年、30年に渡って拠出する方を対象としています。
よって、現在50代以上で主に節税対策として401Kを開始される方は、ノーリスクの定期預金で運用すれば十分ではないかと思います。 

株式と債券の期待リターン

401Kで金融商品を選ぶ場合、多くの方は株式と債券の比率で迷うと思います。

しかし、20年以上の投資を行う場合、つまり40歳未満の方は、100%株式運用で問題ないと考えます。

なぜなのか?

チャールズ・エリス著作の名著「敗者のゲーム」によれば、1900年から2000年までの期間では、20年以上株式で運用した場合、インフレ調整後においても2~12%程度のリターンを得ることができたそうです。これは債券に比べて2%以上利回りがよい結果となります。

20年の運用では、債券がマイナスの利回りになることがありましたが、株式ではマイナスなることすらありません。

アクティブファンドとインデックスファンドはどちらがよいのか

実際に株式で運用するといっても、401Kの場合は投資信託で運用することとなります。

投資信託では主にアクティブファンドとインデックスファンドがあります。
 
アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが積極的に銘柄選択をして日経平均やダウ工業平均と言った、ベンチマークを凌駕するように設定したものです。
 
インデックスファンドとは、そのベンチマークに追従するよう設定したファンドで、機械的に銘柄を選択します。
 
これについても、「敗者のゲーム」によれば、長期的にはインデックスファンドが有利となります。
20年の運用では、実に8割のアクティブファンドがインデックスファンドに負けています。
 
アクティブファンドは、その特性上株の売買などでコストが高くつき、それを販売手数料や信託報酬料に上乗せする必要があるため、その点でも不利です。

具体的に金融商品を選んでみよう

以上から、答えは出たも同然。

結論は、低コストの株式インデックスファンドを積み立てるのがベストだと思います。

もちろんそれよりも安定性を重視したいと思うのなら、低コストの債券インデックスファンドを組み込むのも一考です。

さて、ここでは前回の記事で紹介した「SBI証券」の株式クラスの金融商品の中から具体的に選らんでみましょう。

日本株

ファンド名 信託報酬(%) お勧め
野村DC・JPX日経400ファンド 0.27
ニッセイ日経225インデックスファンド 0.27
SBI TOPIX100・インデックスファンド 0.28
朝日-日経平均ファンド 0.59  
MHAM TOPIXオープン 0.76  
日経225ノーロードオープン 0.93  
三井住友・バリュー株式年金ファンド 1.52  
SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ 1.62  
DCグッドカンパニー(社会的責任投資) 1.66  
フィデリフィ日本成長株ファンド 1.89  
 

先進国株

ファンド名 信託報酬(%) お勧め
EXE-i先進国株式ファンド 0.35  
三井住友TAM-DC外国株式
インデックスファンド
0.93  
インデックスファンド海外株式
ヘッジあり(DC専用)
0.3  
DCニッセイ外国株式インデックス 0.23
ラッセル外国株式
マルチ・マネージャー・ファンド
1.46  
 

新興国株

ファンド名 信託報酬(%) お勧め
EXE-i新興国株式ファンド 0.42
シュローダー-BRICs株式ファンド 2.19  
三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド 0.59  
ハーベストアジアフロンティア株式ファンド 2.09  

以上日本株3本、先進国1本、新興国1本がお勧めです。
これら5本はいずれも低コストインデックスファンドで401Kでなくとも、積極的に運用したい商品です。

その中でも特におすすめなのが、先進国クラスの「DCニッセイ外国株式インデックス」です。
これは信託報酬料が0.23%と驚異的に安く、また日本を除く先進国をベンチマークとしているため、日本の市場を信用しない私のようなユーザーにはもってこいの商品です。
これ一本で拠出するのも全然有りだと思います。

金融商品を組み合わせてみよう

実際にこれらの金融商品を組み立てる際には、GDP比率で構成するのも一般的ですね。

おおむね日本のGDPは8%、先進国が60%、新興国が32%ですので、この構成比率で組み立てるのも良いよ思います。

ちなみに私は、東芝の例を見てもわかるとおり、日本の株式市場そのものを信用してないこともあり、というか日本自体が沈没しかかった船とみておりますので、次のような構成比率にしています。

  • DCニッセイ外国株式インデックス 70%
  • EXE-i新興国株式ファンド     30%

まとめ

コストの高い金融商品を選びさえしなければ、構成比率を気にする必要はないと思います。
ただし、日本株のみで拠出するのはやめたほうが良いと思いますが。

あとは、個々人の方針を定め、決してぶれないように拠出していけば、自ずと良い結末を迎えることができるように感じます。

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