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【閑話休題】3億円を借りて不動産投資をするK君

先日友人と飲んでいたら、K君の話題になりました。

K君は大学時代の友人で、遊びも勉強もできる「華」のある人でした。K君は博打に滅法強く、特にパチスロが圧倒的にうまい人でした。2000年前後のパチスロは大変ギャンブル性が強かったのですが、確かな知識があれば勝ち越せた時代。しかし、K君は理論上の利益を超越したリターンを手にしていました。
そんなK君、3流大学にもかかわらず大手企業に就職することができ、今では英語・中国語を使いこなす超優秀なサラリーマンとなっています。
で、友人曰くK君が3億円を融資してもらい、不動産投資をしているとのこと。大手企業に勤めていると、年収の15倍まで融資をしてくれるらしく、それを利用してマンション丸ごと一棟や賃貸アパートを経営しているらしいのです。今では月の収入が600万円にも達しているらしく、サラリーマンは、暇つぶしと世間体のために続けている様子。
また、K君が言うには「FX」ほど儲かる博打はないらしく、FXでも相当のリターンを手にしているのです。
そんなK君の話を聞いて、ピンとくるものがありました。それは、K君にとって博打は「アート」なんだ、ということです。
イチローという野球選手にとって、野球は「アート」なんです。イチローは日々努力をして、あれだけの成績を残す伝説と成り得たわけです。しかし、他の選手がイチローとお同じようなことをしても、彼と同様の成績は残せません。また、専門家が彼を分析してもあれだけの成績を残せる理論を構築はできないんだと思います。それはまさに、「アート」なわけで、イチロー自身も自分を正確には分析できないのです。
それはバフェットにも言えることだと思います。バフェットは財務分析もできるし、経営理論も深く理解しています。そして、それを強みに圧倒的なリターンを手にしてきたわけです。しかし、バフェットと同じことを一般人がやろうとしても、彼に対抗できるリターンを手にすることはほとんど不可能に近いと思います。バフェットにとって株式投資は「アート」なんでしょう。
K君に生存バイアスは通用しません。これからもK君はひたすら利益を享受し続けることでしょう。そして他人がそれを真似しても、決してK君には近づけないのです。

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