スポンサーリンク

【WM】ウェイストマネジメントは米国最大の廃棄物処理業者

行政に半分片足を突っ込んでいる私は実感しているのですが、地域の問題の半分ぐらいは「ゴミ」関連です。

そう、ゴミの不法投棄とか石綿などのアンタッチャブルな素材をどうやってクリアするか、ということです。

これは、有史以来どの時代、どの国でも延々と続いてきた問題でもあります。

問題あるところにビジネスチャンスあり。

ということで、今回は米国最大の廃棄物処理業者である、ウェイストマネジメント【WM】について調べてみました。

ゴルフファンの皆さんは、アイキャッチ画像にピンと来ましたか?

セクターは公益事業ではなく、工業に分類されます。

企業概要

ウェイストマネジメントの事業は、

  • ゴミ回収(Collection)
  • 埋立地管理(Landfill)
  • 中間処理施設運営(Transfer)
  • リサイクル(Recycling)
  • その他(Other)

の5つのセグメントで構成されています。これだけでは内容が良く分からないので、それぞれ説明を加えます。

ゴミ回収(Collection)

ウェイストマネジメント社の基幹事業です。これは、家庭及び事業所で排出される廃棄物やリサイクル可能な物質を回収し、処分場又はリサイクル工場へ移送する業務となっています。

各地方自治体などと3~7年の契約を結んでおり、安定的な事業運営を図っております。

埋立地管理(Landfill)

2016年12月31日現在、ウェイストマネジメント社は、243の固形廃棄物埋立地と5つの有害廃棄物埋立地を所有または運営しています。

日本でも問題になるのがこの埋立地問題です。埋立地は適正に管理を行わないと土壌汚染が広がり、取り返しのつかない事態を発生させます。

ウェイストマネジメント社は、この点はしっかりやっていますよ、と述べています。

中間処理施設運営(Transfer)

Transfer(輸送)という事業名がついていますが、説明を見る限りいわゆる「中間処理施設」の運営のことでしょうか。

2016年12月31日現在、ウェイストマネジメント社は、310の保管施設を所有または管理しています。

この施設で廃棄物を蓄積、圧縮し処分場へ輸送しています。

廃棄物を無害化しているわけでは無さそうなので、簡易版の中間処理施設という感じですね。

リサイクル(Recycling)

ご多分に漏れず、ウェイストマネジメント社も、このリサイクル事業に注力しています。

紙、厚紙、金属、プラスチック、ガラス、建設関係の解体資材、その他のリサイクル可能な商品を回収し、再生させ販売しています。

また、リサイクルに関するコンサルタント業も行っています。

旨味がありそうですね。

その他(Other)

その他事業として、石炭などから出る残渣物の処理事業や、埋立地から発生するメタンガスの回収・再利用と言った、興味深い事業も行っています。

主要指標及びチャート

主要指標

主要指標は次のとおりです。

  • 株価 78.60ドル
  • PER 26.95
  • 配当利回り 2.16%
  • EPS 2.92
  • ベータ値 0.71
  • 連続増配年 14年

リーマンショック時を乗り越えて連続増配を行っています。

チャート

1991年来のチャートは次のとおり。

ここ数年でかなり買われており、高値圏で高止まりしています。

財務状況

売上高及び営業利益

ここ数年は売上高が伸びておらず、伸び悩んでいる状況です。また、ここには載せていませんが、近年はEPSも概ね横ばいです。

まとめ

財務状況にやや陰りが見えるものの、ゴミ処理という事業の特性上、安定的な経営が見込まれます。配当貴族入りの可能性も高いものと推察します。

しかし、ゴミ処理事業は法令違反による行政罰のリスクを内包しており、常日頃からの法令遵守が欠かせません(これが結構適当な企業が多いんです)。

とは言っても、米国政府及び地方自治体もおんぶに抱っこ状態でしょうから、早晩ダメになるとも思えません。

長期投資向きの銘柄だと思います。

Go For Broke!

スポンサーリンク

フォローする