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私の米国株投資のベストシナリオに見る、バイ&ホールド戦略の盤石性

今回は、ちょっと真面目に株式投資のバイ&ホールド戦略がいかに盤石であるかを再考します。

知っている人にとっては、「そんなこと言われなくても分かっているよ!!」と指摘されそうですが、初心に立ち返ることはとても大事だと、初心者の私は思うのです。

私のベストシナリオ

米国株の長期投資を目論んでいる私のベストシナリオは、積み立て投資をしている現役時代にひたすら株価が下がり続け、定年退職直前に急上昇する、という非常に都合の良いものです。

その理由は、下落相場時(現役時代)に、配当再投資の恩恵に最大限預かり、それを梃子に上昇相場時(定年退職直前)に、資産が急増するからです。

私の下手な説明よりも、ここはシーゲル先生に登場してもらいましょう。

下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル

相場が下落する局面で、配当はとくに次の2つの役割で投資家に貢献する。まず再投資を通じて保有株を余分に積み増せるので、これがポートフォリオの価値下落を受け止めるクッションとなる。下落局面に再投資を通じて保有株を積み増す配当の働きを、わたしは「下落相場の安全装置(プロテクター)」と呼んでいる。

しかも、買い増した株式は、相場がいったん回復すれば、下落に対するクッションどころでない役割を果たす。保有株数が増すほど、将来のリターンが加速するからだ。つまり配当再投資は、下落局面でプロテクターとなり、株価がいったん上昇に転じれば、「リターンの加速装置(アクセル)」となる。配当を支払う銘柄が、市場がサイクルを繰り返すうちに、最高のリターンをもたらすのはこのためだ。

ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」
~永続する会社が本当の利益をもたらす~より

実に分かりやすい。

ん?

図とか無いの?って?。分かりました。この概念をグラフにするとこんな感じです↓

現役時代は株価が下落し続けるものの、配当利回りは上昇し、なおかつ株価が安いことから、配当金でより多くの株数を取得することができます。

これにより、株価の下落に比べて、時価評価額はそれほど下落しません

そして、定年退職直前に株価が急激に上昇することにより、時価評価額は爆発的に増加します。

これがシーゲル先生のおっしゃる、下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセルなんですね。

ベターシナリオ

ベストシナリオは、あまりにも都合が良く、現実的ではありません。

有力なシナリオは、私の定年時まで、ずっと株価が上昇するパターンということになりそうです(もちろん期間中に上下はします)。

言い換えれば、ベターシナリオというヤツですね。

図にすると、こんな感じです↓(60歳到達時の株価は、ベストシナリオと同額)

確かに株価は上昇するので、それに伴って時価評価額も上昇します。

しかし、増配率を別にすれば、株価の上昇は配当利回りの下落を意味します。

また、株価は上昇しているので、購入できる株数も減少してしまいます。

したがって、ベストシナリオと定年退職時の株価は同じなのに、時価評価額はそれほど上昇しません

ワーストシナリオ

それでは、私にとってのワーストシナリオとは、どのようなものでしょうか?

それは、現役時代は株価が下落し続け、定年退職直前にさらに株価が下落するパターンです。

詳細なシュミレーションはしていないので、現役時代に株価が上昇して、定年退職直前に・・・というパターンもありますよね。

いずれにせよ、定年退職直前に、ガッツリ下げちゃう系です。

それでも大丈夫

このワーストシナリオ。あまり起こりそうにもありませんが、万が一遭遇しても大丈夫なのです。

なぜなら、60歳到達時点で、Yield on cost(=予想受取配当金総額 ÷ 投資元本)が上昇しているため、相当額の配当金を得ることが出来るからです。

そして、その配当金をリタイア後の生活の原資とすればいいのです。

重要なのは配当

以上のように、ベストシナリオでもワーストシナリオでも、バイ&ホールド戦略であれば、それなりの結果が得られることが分かります。

ただし、Yield on costの重要性からも、以下の点が前提となるのは論を待ちません。

  • 複数の銘柄を保有し、リスクを分散する
  • 高配当株あるいは連続増配株でポートフォリオを組む

配当金は真実ですが、業績は嘘をつくことがあります。

長期投資であれば、無配当のグロース株に手を出すのはご法度です。だったら、なんでお前はマスターカード株を持っているんだ?

まとめ

横目で10倍株に化けたグロース株を見て、浮気しようと思ったそこの貴方!

ちゃんと軌道修正しましょうね。

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