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10%の運用利回りは皮算用?【銘柄選びよりも投資方針を重視しよう】

突然ですが、皆さんは「期待運用利回り」をどの程度に設定していますか?今日はあまり欲張りになるとダメだよね、というお話しでございます。

ちぐはぐな個人投資家の行動

シュローダー・グループが全世界の個人投資家2万人を対象に、投資目的・期待運用利回り・投資資金の保有期間を調査したそうです。

上記調査の結果、個人投資家は投資目的を「年金収入の補完」としている割合が多く、元本確保重視にもかかわらず過度に高い期待運用利回りを想定しており、投資資金の保有期間も平均3年程度と非常に短いことが明らかにされております。
以上の要旨から浮かび上がるのは、個人投資家の首尾一貫とした投資方針の無さですね。
下記画像はいずれも本調査より引用。


また、本調査の結論として、「投資収益の目標と収益成長の期間に対して、世界的に投資家は現実離れした過大な期待を抱いていることがわかります。退職後、20 年、30 年といった長期的な資産形成の観点では、理想と現実のギャップがさらに広がる可能性があると考えます。」と結んでいます。

期待リターンを見直す必要あり?

私は確定拠出年金で運用している先進国インデックス・ファンドと新興国インデックス・ファンドで5%、個別の米国株で10%程度の利回りを想定しています(配当込み)。これは過去のリターンが概ねその辺りに収斂しているためです。しかし、本調査にも記載されていますが、金利が5%以上だった時代とは、投資環境は大きく様変わりしており、低金利状態の現在では配当利回りも低下しているため、期待リターンも下がっているように感じます。
もちろん未来のことはわかりませんが、あまりに過度な期待を持つことはやめた方が良さそうです。

銘柄選びよりも大事なこと

個別銘柄で運用していると、その企業の財務状況や購入のタイミング、株価の動き等に気を使ってしまい、いつの間にか「投資方針」とかけ離れた行動をとってしまいそうになります。
個人投資家にとって大事なことは、「銘柄選び」よりも「投資方針」の策定とそれに沿った行動である、と痛感させられた調査でした。

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