絶好調の米国株式市場。近々暴落が来るのでは?という予測も何のその。ひたすら上昇相場を邁進しています。
そんなイケイケムードの時こそ、各アセットクラスの年次リターンをチェックしておきましょう。
最新のアセットクラス年次リターン
というわけで、2003年から2017年上半期の各アセットクラスのリターンを調査してみました。
2017年上半期のリターントップは新興国
2017年上半期は、調子の良い米国株式市場がトップかと思いきや、新興国株式市場がその座を奪っております。
一時期新興国株式市場はオワコン、と呼ばれていましたが、如何にその手の話しが信用出来ないが理解できます。
リターン第2位は、アメリカ及びカナダを除く先進国の大型および中型株式で構成される「MSCI EAFE Index」となっています。
分散投資の重要性
キャッシュというアセットクラス
この表において特筆すべきは、2008年の年次リターンですね。その年は、債券クラスが一位となっていますが、第2位にキャッシュが食い込んでいます。
キャッシュと言えば、何の価値も産まない「待機資金」というイメージが強いですが、弱気相場の時には高リターンを得ることができる、アセットクラスであることが認識できます。
毎年変わるトレンド
また、毎年のようにアセットクラス間のリターンの順位が変動していることが分かります。しかも、パッと見た感じではランダムに変動しており、トレンドを予想することなど、不可能であるように感じます。
まとめ
この表をみると、ジェレミー・シーゲル先生がおっしゃるところの、「国際分散投資」が如何に重要であるかが理解できます。
皆さんも、たまにはこの表を見てポジポジ病を修正しましょうね。
Go for broke!
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