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ダウ平均の超長期チャートを対数表で表現すると見えてくるもの【前編】

ダウ平均、個別株にかかわらず、普段目にするチャートは縦軸が等間隔の「非対数グラフ」だと思います。

特に超長期チャートを「非対数グラフ」で表現すると、下の図のように1994年あたりから猛烈な勢いで成長しており、2000年のITバブルや2008年のリーマンショックによる乱高下が激しく、1994年前に比べるとボラティリティがバカ高いように感じます。

ダウ平均100年チャート(非対数グラフ)

ところが、これを「対数グラフ」で表現すると、あら不思議、とても穏やかにそして順調にダウ平均が上昇しているのを見てとれます。
余談ですが、1929年の世界恐慌がいかに凄い下げ相場を演じたのかがわかりますね。

ダウ平均100年チャート(対数グラフ)

なんでこうなるの?

では、なんでこうなるのか、ということですが、一言で言えば「基準値の違い」にあります。
例えば、ダウ平均が1,000ドルだった場合、一日で1%上昇すると1,010ドルとなり、一日で「10ドル」増えたことになります。
一方、ダウ平均が10,000ドルの場合、同じように一日で1%上昇すると10,100ドルとなり、一日で「100ドル」増えます。
つまり、「変化率」は同じなのに、「基準値」が10倍違うため絶対額も10倍違うのです。

まとめ

以上のように、超長期チャートを眺めるにあたっては、対数グラフを用いた方がベターです。
また、対数グラフを見ると、2000年以降のダウ平均が停滞期に陥っていることも理解できます。さらに、50年代60年代の約20年間も長期停滞期にあったことも見てとれます。
このことから、過去の経験則に従うと、株式投資にあたっては最低でも20年間というスパンで相場を捉えないと、方向性を見失いかねないということですね。
次回は、これらのグラフに「インフレ」を加味するとどうなるかを見ていきます。

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