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ナスダックのパフォーマンスに見るダウ平均とS&P500の秀逸さ

米国株のパフォーマンスをチェックする時は、専らS&P500ですよね。超長期チャートとなると、それよりも歴史のあるダウ平均だったりしますが。

で、ついつい忘れがちなのがナスダック(ナスダック総合指数)

ダウ平均やS&P500にもナスダックに上場している企業は含まれているのに、存在感が薄いですよね。

という訳で、今回はナスダックのパフォーマンスについてアレコレ考えてみました。

すると、思いもかけずダウ平均とS&P500がいかに優秀なベンチマークであるかが、透けて見えてきたのです。

ナスダックVSダウ平均

下のチャートは1971年設定来のナスダックとダウ平均の比較チャートです。

最新版の比較チャートがないかと、アレコレ探したのですが、2016年7月分までの比較チャートしか見つけることが出来ませんでした。ご容赦願います。

出典macrotrends.net

2016年7月の時点で、ナスダックが4,930%に対して、ダウ平均が1,997%(最新データはもっと数値が良いと思います)。

数値としてはナスダックが圧倒しています。

・・・が、ご覧のとおり、ITバブル時の2000年2月には、ナスダックは4,535%まで上昇しております。

つまり、この時にナスダックに投資をしていると、未だにほとんどリターンを得られていないのが分かります(実際にはナスダック全体に投資出来るETF等は存在しませんが)。

長期投資(20年程度)を前提としている私にとって、これはあまりにもボラが高すぎます。

インフレ調整後のナスダック

上のチャートはインフレを加味していません。

ということで、インフレ調整後のナスダックのチャートを載せておきます。

上記チャートのインフレ調整後が無かったので、ナスダック単独のデータを掲載します。

出典macrotrends.net

インフレ調整後で見るとITバブル時にも届いていません。

上場直後の1971年2月の指数が622.13

2000年2月の指数が6,777.32

このチャートの最新数値である2016年7月で5189.39です。

なお、2017年7月26日時点では6,422.75となっています。

絶好調の現在でも、2000年2月の指数を超えていません。

インフレ調整後のダウ平均は??

ついでに、インフレ調整後のダウ平均も見ておきましょう。

下のチャートは1971年2月から2017年7月データです。

出典macrotrends.net

1971年2月の時点で5,395.14

2017年7月では、21,689.67になっています。

4倍のリターンを得ています。

ITバブル時の毀損もしっかり挽回しています。

ダウ平均とS&P500の秀逸っぷり

いかがでしょうか?

上記チャートを比較すると、いかにダウ平均が優秀なのかが分かります(データは掲載していませんが、S&P500もダウ平均に遜色はない)。

そりゃあそうですよね。

ナスダックの中でも実績のある企業をダウ平均やS&P500に組み入れているんですから。

ITバブルの頃なんて、ナスダックには全く実績のないク◯企業まで上場していたのだから当然です(今もかな?)。

しかも、その時々で優秀な企業をダウ平均とS&P500の中で自動的に組み換えてくれるのだから、この2つは、とてもアクティブで、尚且つ高リターンを実現してくれる、超優秀なベンチマークなんです。

まとめ

今回は、ナスダックのパフォーマンスを調べていたのですが、思いもかけずダウ平均とS&P500の優秀さに気付いちゃいましたよ。

いやね、「素人はS&P500に連動するETF一本でいいんだよ」と宣うバフェット爺さんの言うことが正しいんだと、改めて思いますわ。

Go for broke!

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コメント

  1. Shorn より:

    こんにちは。
    いつもブログ拝見しております。
    外資系製薬営業職社会人2年目の若造です。

    株式投資の未来・敗者のゲーム・ウォール街のランダムウォーカー等の書籍を読み、これから米国株へ長期投資をしようと考えているのですが、投資先について悩んでおります。
    投資するにあたり最初から高配当の個別株でポートフォリオを組み配当を再投資していくのが良いのか、若しくは資金がそれほど多くないうちはS&P500ETFを買い続け資金がある程度貯まったら個別株に乗り換えるのか良いのかということに関してです。
    アドバイス等頂ければ幸いでございます。
    ちなみに投資開始額は120万円、今後毎年120万円+αは投資に回せると考えております。
    宜しくお願い致します。

    • colonel_pyon より:

      Shorn様
      その年齢で投資に目覚めるなんて、とても羨ましい!

      生活防衛(待機)資金は別に用意してあるものとして、回答します。

      結論から言えば、高配当の個別株でポートフォリオを組んでよろしいと思います。
      一銘柄当たり30万円と考えて、初期投資分で4銘柄。その後も同じペースで買い続ければ4年で16銘柄。これで充分に分散されたポートフォリオが組成できます。
      しかも、それを30歳前までに完成させる事が出来るなんて、とても凄いことですよ。
      ただし、そのうち1、2銘柄は倒産するぐらいの覚悟は必要ですが・・・

      単純にリターンだけを考えた場合、S&PETFを買ったほうがその確率は高くなると思います。しかし、自分でアレコレ考えて組成したポートフォリオで、毎月配当金が入ってくる楽しみは、S&PETF一本では味わえません。
      投資を長く続けるには、ある程度の楽しみがあった方が良いと思います。

      それと、老婆心ながら「株式投資の未来」にも記載されていますが、株式投資もある程度の国際分散をした方が良いと思います。
      したがって、それを確定拠出年金(iDeCo)という制度を利用するか、或いはVTやVWOなどのETFを利用するなどして、実行しましょう。
      Shorn様の場合、+αの部分をそれに充てるのも良いのではないでしょうか?

      現在は米国株が絶好調ですが、必ず暴落する時が来ますし、それが長期間続く可能性はあります。

      長期投資においては、何よりも市場に居続けることが重要ですので、精神的な安定剤としても、米国以外にも目を向けた方が良いでしょう。

      以上、素人投資家なりのアドバイスです。

      一緒に一財産築きましょう!!

  2. Shorn より:

    大佐

    アドバイス頂きましてありがとうございます。
    大変参考になりました。
    現在、生活防衛資金は100万円程別に用意してあります。
    また確定拠出年金についても、現在検討中でございます。
    投資を継続できるように頑張ります。
    ありがとうございました。