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大型優良株が高値圏?-ニフティフィフティを振り返り全力で正当化してみた-

ごく普通のサラリーマンであれば、夏と冬のボーナスでなんとか米国株を購入するのが精一杯。NISA枠も120万円使えれば御の字。いつだって庶民は生かさず殺さずでございます。

そんな私も貴方も、6月のボーナスで華麗に一銘柄購入しようと必死に吟味しているはず。

・・・が、米国株市場は連日過去最高値を更新中。ウォッチリストに登録している銘柄も、あれよあれよという間に高値圏へ。バリュエーション的にも、なんだかなぁと感じている人も多いですよね。

そこで今回は、ニフティフィフティを振り返り、大型優良株の高値掴みを全力で正当化してみます。

ニフティフィフティとは?

本題に入る前に、ご存知無い方もいると思いますので、ニフティフィフティについて簡単に説明します。

ニフティフィフティとは、1970年代前半に米国株市場で「今イケてる50銘柄」に買いが集中し、ちょっとしたバブルとなった事件です。

当然バブルなので、その後見事にどの銘柄もおしなべて下落するわけです。しかし、他のバブルと違って、ニフティフィフティの銘柄の多くはまともであり、バブル崩壊後の現在でも優良大型株として生き残っています。

平たく言えば、単純に買われ過ぎただけのことです。

ニフティフィフティの50銘柄一覧と、その当時のPERは海外投資データバンクのサイトをご覧下さい。

現在のPERと比較

ここで、リンク先のニフティフィフティ銘柄から主要銘柄を抽出し、現在のPERとの比較を表にしてみました。

企業名ティッカー1972年PER現在のPER
フィリップモリスMO24.026.52
ファイザーPFE28.426.94
ペプシコPEP27.625.43
ゼネラルエレクトリックGE23.425.36
アンバイザーブッシュBUD31.599.07
ジョンソン&ジョンソンJNJ57.121.34
コカ・コーラKO46.431.81
P&GPG29.824.40
マクドナルドMCD71.026.43
アメリカンエクスプレスAXP37.714.03
3MMMM39.024.26
IBMIBM35.512.53

一部でM&Aやスピンオフがあり、単純な比較は出来ないものの、その当時のPERは無茶苦茶です。

ジョンソン&ジョンソンのPERが57.1倍、マクドナルドに至っては71.0倍です(笑)。

私が目星をつけている3Mも、株価が上がり続け、現在PERが24.26倍と高値圏で推移しています。しかし、その当時のPERは39.0倍です。現在のPERなど屁のつっぱりにもなりません。

その当時買っていたらどうなったか

では、ニフティフィフティの時代に、50銘柄を買っていたらどうなっていたでしょうか?

これはリンク先に答えが載っています。

人気が高すぎた(PERが高い)銘柄の大半は、その後の利回りは残念な結果に終わっています。1972年時点のPER上位10銘柄のうち、S&P500指数を上回ったのはジョンソン&ジョンソン一社だけです。

やはり、どんな優良銘柄もバリエーションが大事だということですね。それにしてもJNJは強い。

ところが、上の引用文は高値圏で買った時のみで計算しています。続いて以下のようにも分析しています。

また、ニフティフィフティ銘柄への投資は、失敗に終わった訳ではありません。50銘柄に分散投資していれば、30年後のリターンはS&P500指数にわずか0.5%届かないだけでした。一方でEPS成長率は平均10%超と、S&P500指数より4割以上も高く、この50銘柄全体で言えば(倒産した企業も含めても)「素敵な銘柄」達であったのです。相場がピークを越えて割安になった73年以降に買っていれば、S&P500指数を上回れたのです。

当たり前の話しですが、ニフティフィフティのど天井で銘柄を購入し、そのまま放置など一般的には考えられません。また、そんなアホなタイミングで買っていても、30年後にはまともなリターンを手にすることが出来るとは驚異的です。

ニフティフィフティ後の下落相場の中で、所謂「ナンピン買い」をして、バイ・アンド・ホールド戦略を貫いていれば、長期的には多大な利益を享受することが出来たのです。

まとめ

以上、ニフティフィフティを考察してきました。高値圏に躊躇している方も、多少は気持ちが柔らいだのではないでしょうか?

最後に、改めて内容の整理と今後自分が取るべきスタンスを箇条書きしておきます。

  • 実績に裏打ちされた大型優良株は、バイ・アンド・ホールドしていれば報われる可能性が高い
  • 大型優良株と言えども倒産することはあるので、分散投資を心掛ける
  • 現在の高値圏に躊躇していると機会損失を生むことがあるので、コレだ!と思う株は買える時に買う
  • 絶対に売らない。絶対に。
  • 配当金は全て再投資。株価が上昇しようが下落しようがニューマネーで追加投資
  • 倒産しても怯えない。自分は他にも多くの大型優良株を保有している

金利やインフレ率など、あの当時とは状況は違いますが、自分は以上の事項を信じます(震え声)。

オイラはNVDAには浮気しないよ!!

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コメント

  1. hawk より:

    最後の黄色のアンダーラインの一言に笑った。