2016.12.22
ふと気になったので、過去89年間(1928~2016年)のS&P500の各種データを拾ってみました。
やっぱり強い米国株
下の画像は前年の最終取引日から各年の最後の取引日の変化率を表しています。
具体的に数値を検証してみましょう。
年率リターンがプラスになった年は59回。マイナスになった年は28回。プラスマイナスゼロは2回でした。
勝率は66.3%です。
年率リターンが最も良かったのは1933年の46.59%。2位は1954年の45.02%。3位は1935年の41.37%。
逆に年率リターンが最も悪かったのは1931年の▲47.07%。2位は1937年の▲38.59%。3位は2008年の▲38.49%。
連続でプラスになった最長年数は1982年から1989年の8年間。次点が2009年から2014年の6年間。
逆に連続でマイナスになった最長年数は1929年から1932年の4年間。次点が1939年から1941年と2000年から2003年の3年間。
各年毎の年率リターンを年数で割った、単純な期待値は7.57%でした。
まとめ
これらの結果からS&P500を帰納的に考察すると、年率リターンの最大値はプラスもマイナスも概ね40%前後になる。連続で年率リターンがプラスになるのは長くとも5年程度。それ以上続くことは滅多にない。逆に連続で年率リターンがマイナスになるのも長くとも3年程度。通常は1年で反転する。
また、基本的には指数自体は上昇し続けているので、弱気相場をじっと耐えて配当再投資を続けていれば、報われる可能性が高いといえます。
やはり米国株投資でしょ!!
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