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日本の労働環境は絶対におかしい。私の年間労働時間1,678時間と日本人の年間平均労働時間の比較から透けて見える日本の深い闇。

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先日の記事で、私の年間勤務日数が216日と4時間、年間労働時間が1,678時間であることを計算しました。

2017年の勤務時間数と時給を計算してみた
2017年も残すところあと僅か。

今回は、私の年間労働時間1,678時間と日本人の年間平均労働時間の比較から透けてみえる、日本の労働環境の深い闇を赤裸々に明かします。

ミスリードな世界の労働時間 国別ランキング・推移

日本人は世界的にはそれほど働いてないよ、というのは割合知られた話しです。

その際に持ち出されるのが、OECDの世界の労働時間 国別ランキング・推移です。

 順位 国名 時間h/年
1位 メキシコ 2,255
2位 コスタリカ 2,212
3位 韓国 2,069
4位 ギリシャ 2,035
5位 ロシア 1,974
6位 チリ 1,974
7位 ポーランド 1,928
8位 ラトビア 1,910
9位 イスラエル 1,889
10位 リトアニア 1,885
11位 アイスランド 1,883
12位 アイルランド 1,879
13位 エストニア 1,855
14位 ポルトガル 1,842
15位 トルコ 1,832
16位 米国 1,783
17位 チェコ 1,770
18位 ハンガリー 1,761
19位 ニュージーランド 1,752
20位 スロバキア 1,740
21位 イタリア 1,730
22位 日本 1,713
23位 カナダ 1,703
24位 スペイン 1,695
25位 スロベニア 1,682
26位 イギリス 1,676
27位 オーストラリア 1,669
28位 フィンランド 1,653
29位 スウェーデン 1,621 
30位 オーストリア 1,601
31位 スイス 1,590
32位 ベルギー 1,551
33位 ルクセンブルク 1,512
34位 フランス 1,472
35位 オランダ 1,430
36位 ノルウェー 1,424
37位 デンマーク 1,410
38位 ドイツ 1,363
  世界計 1,763

日本は38ヶ国中22位の1,713時間となっています。イタリア人と同じだなんて信じられませんね。

ところが、このデータの就業者とは「雇用者(給与所得者)、自営業者を含む全就業者」となっていて、正規労働者も非正規労働者もごちゃ混ぜになっているのです。

一日8時間労働と仮定すると、年間労働時間が1,713時間というのは、一年で214日間働いていることになります。

つまり、年間休日数が151日もあることになります。

・・・社畜の皆さん、そんなわけ、ねーだろ!と思っていますよね?

はい、全くその通りです。

年間労働時間は労働力調査が実態に近い

OECDの調査は正規労働者も非正規労働者もごちゃ混ぜになっているだけではなく、日本のお家芸である「サービス残業」も含まれていません。

そこで、より実態を反映させている調査が総務省統計局の「労働力調査」なのです。

この調査は全国約4万世帯の約10万人に聞き取りをしているもので、まさに生の声をデータ化しています。

ということで、最新版である労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)11月分 (2017年12月26日公表)を使って日本人の年間労働時間数を推定します。

具体的には、リンク先の第19表 「従業上の地位・雇用形態,月間就業時間別就業者数及び平均月間就業時間・日数(エクセル:34KB)」の平均月間就業時間に12ヶ月分を掛け算して算出しました。

日本の男女別 正規・非正規労働者の労働時間数

労働力調査の男女別正規・非正規労働者の労働時間数をまとめたものが下表です。

 性別 正規労働者 非正規労働者
男女計 2,253時間/年 1,393時間/年
2,342時間/年 1,609時間/年
 2,058時間/年  1,297時間/年

男性正規労働者の年間労働時間は2,342時間!!

上記表のとおり、男女計の正規労働者の年間労働時間が2,253時間。

また、男性のみでは正規労働者の年間労働時間は2,342時間。一日8時間労働で計算すると、一年で293日間働いていることになります。

ということは、年間休日数がわずか72日という恐るべき実態が浮かび上がってきます。

この国の男性サラリーマンがいかに社畜として飼い慣らされているかが、よくわかります。

女性の正規労働者も長時間労働を強いられている

また、女性の労働時間も問題です。

女性の正規労働者は年間労働時間が2,058時間。こちらも一日8時間労働で計算すると、一年で257日間働いていることになります。

0か100かの働き方は害悪しかもたらさない

上記表を眺めると、正規労働者と非正規労働者の労働時間に圧倒的な差があることに気づきます。

男女計、男性、女性、いずれも正規・非正規の区分により年間労働時間が700~800時間も違います。

特に女性の多くは、結婚・出産を機に正規労働者という身分を捨てることになります。当然、職場復帰をしようにも、男女とも正規労働者はこれだけの長時間労働を強いられるわけですから、非正規労働者として低賃金のパート労働しか選択肢が無いわけです。

それならまだしも、このような現実を知っている人は、そもそも結婚もしないでしょうし、子どもも作らないでしょう。

0か100かという日本の2極化した労働環境が、いかに害悪しかもたらさないかが分かります。

やはり、識者が言うとおり正規・非正規労働者の垣根無くして、より柔軟な雇用環境を整備することが重要なのでしょう。

年間労働時間1,678時間が働き過ぎと言われる社会を目指そう

以上、日本の労働者の年間労働時間を調査しましたが、私の年間労働時間1,678時間という数値がいかに神がかり的な状況であるかが分かりますね。

ほとんど貴族のような待遇です。

しかし、お前が貴族待遇なのはけしからん!!と憤るのはお門違いです。

責められるべきは、日本の労働環境です。

ドイツなんて、年間労働時間が1,363時間ですよ。

日本は1,678時間も働くなんて可哀想、という社会を目指すべきなんです。

そこは勘違いなさらないように。

Go For Broke!

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億り人を目指すサラリーマン日記 -Investment Strategy:US Stock×iDeCo-

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